2009年6月25日 (木)

掘り出し物件のゆくえ

不動産売却・購入成功術

掘り出し物件のゆくえ

不動産の購入を考えるとき、「すごく安く買えたらいいな」と思いませんか。

もちろん、ワケあり物件ではなくキチンとした物件です。

東京の人口は1,000万人以上ですから、中には「急ぐから」「相続で取得したから」大幅に安く手放してもいいと考える人はいるでしょう。

そういう物件はいったいどうやったら手に入るのでしょうか。

たとえば、通常であれば4,000万円で売却できるマンションですが、その売主さんは、売却を急ぐため3,000万円でもいいと考えています。

その場合、売主さんは不動産業者に相談して売却を依頼することが一般的です。

不動産業者の選択肢は以下の3通り。

1.マンションを探しているお客さんに紹介しよう
2.自社で買い取ろう
3.他の不動産業者に買い取ってもらおう

1.を選択すれば、購入者にとってはまさに「掘り出し物件」となりますが、残念ながら実際に選択されるのは2.または3.でしょう。

2.を選択すれば、3,000万円で買い取って4,000万円で売却するという計算が成り立ちますし、3.であっても、買い取る不動産業者はその物件を売却するのが前提ですから、売却時に仲介の依頼をもらう約束があれば、仲介手数料を得る機会を増やすことができます。

その結果、そのマンションは4,000万円で市場に出てくるのでした。

現状では不動産の売却情報は、不動産業者を通して情報公開をするしかありません。

トクする情報は、まず不動産業者で吟味された後に市場に出されます。

この点をよく理解すると、不動産広告の見方もかわるかもしれませんね。

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永田博宣永田 博宣

(不動産コンサルティング技能登録者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者)

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