2008年4月17日 (木)

トータルプランに基づくポートフォリオ作成のために(人生のための!資産運用)

人生のための!資産運用

トータルプランに基づくポートフォリオ作成のために

今回から、偶然の結果としてのポートフォリオを形成するのではなく、トータルプランに基づく分散投資を行うために必要なポイントについてお話します。

まずは、長期分散投資の「目標」をはっきりさせましょう!

ここでいう目標とは、長期分散投資によって運用するお金を、いつまでに、どれくらいの資産に成長させたいのか、ということです。

たとえば、「15年後のリタイア時に、現在の1.5倍になるように、お金を運用していきたい」というふうに、具体的に考えることが大切です。

このように、具体的に目標を設定することで、「とにかく、できるだけ儲けたい!」といった、欲の皮だけが突っ張っているわりには、いったいどうしたらいいのかさっぱりわからないという状態から脱することができるのです。

「そう言われても、目標をどれくらいに設定したらいいのかわからない」という戸惑いや、「目標を20倍とかに設定してもいいの?」といった疑問もあるでしょう。

ご心配なく。

その点についても、これから順を追って解説していきます。

最初に、資産運用の目標について考える際に、必ず理解しておくべきことから説明します。

それは、運用における「リスク」と「リターン」の関係です。

「リスク」と「リターン」という言葉は、よく聞かれると思いますが、ここで意味を確認しておきましょう。

まず、「リターン」ですが、これは資産運用の「成果」という意味です。

一方の「リスク」は、そのまま訳して「危険」という意味に取られることが多いのですが、本来はリターンの「不確実性」や「ブレ」を意味します。

意味を確かめたところで、具体的な金融商品の例で、「リスク」と「リターン」についてみてみましょう。

たとえば、定期預金という金融商品の場合、満期には約束された利息が必ず受け取れます。

現在は低金利のため、リターンとしての利息は少額かもしれませんが、リターンがブレるということはありません。

ところが、株式に投資した場合は、値上がりすれば大きな売却益というリターンが期待できますが、予想に反して値下がりしたというのはそう珍しい話ではありません。

株式投資の結果は、定期預金にくらべて不確実性が大きいのです。

このリターンのブレが大きいということを、「リスクが高い」と表現します。

この「リスク」と「リターン」の関係についての続きは、次号でお話いたします。

どうぞご期待ください!

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三輪 鉄郎
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、行政書士、宅地建物取引主任者)

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