諸費用を甘く見ないで(マイホームの資金計画)
諸費用を甘く見ないで
3,000万円の家を買おうと思った場合、3,000万円を準備できたとしても家を手に入れることはできません。なぜでしょう? それは諸費用がかかるからです。
うっかりすると忘れてしまうし、ついつい後回しに考えがちな諸費用ですが、まとまると結構な金額になるから要注意です。どのくらいかかるかというと、新築マンションであれば物件価格の3~5%程度、中古のものであれば6~8%程度です。
まだ購入計画が漠然としている段階であれば、10%程度の費用を見込んでおくことをオススメします。結果としてそれほどかからなかったとしても、お金の振り向け先はいくらでもあります。ローンを予定よりも少なく借りてもいいし、手元に残す貯蓄に余裕を持たせてもいいでしょう。我慢するはずだったオプションをつけるというのもいいかもしれません。
避けたいのは、後になって慌てて、当初の予定になかった諸費用ローンを組んだり、本来なら手元に残しておくべきお金まで諸費用に充ててしまうといったこと。これでは、せっかくの資金計画も水の泡です。ちょっとした臨時出費で、途端に家計が苦しくなってしまうこともあるでしょう。
諸費用を甘く見たばっかりに後で苦労するケースを数多く見ています。そんなことにならないように、資金計画を立てるときは諸費用を忘れずに、そして多めに見込んでおくようにしましょう。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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