2009年1月22日 (木)

65歳になったら、年金が振り込まれなくなった?(あなたの身近な年金の話)

あなたの身近な年金の話

65歳になったら、年金が振り込まれなくなった?

「私は、60歳から老齢厚生年金を受給していましたが、65歳になった途端に、年金が振り込まれなくなりました。どうしてでしょうか」(65歳、年金受給者)

60歳から老齢厚生年金を受給している人に対しては、65歳になる1~2か月前に、「国民年金・厚生年金保険 老齢給付裁定請求書」(ハガキ)が社会保険庁の社会保険業務センターから送られてきます。

このハガキは、いままで受給していた60歳台前半の特別支給の老齢厚生年金が支給停止となって、65歳から本来支給の老齢厚生年金と老齢基礎年金が支給されることになるために、あらためて裁定請求するための手続き用紙です。

あなたの場合、この裁定請求のためのハガキを出し忘れていたのではないでしょうか。

このハガキを提出すれば、年金支給は再開されます。

なお、このハガキには、「老齢基礎年金のみ繰り下げ希望」・「老齢厚生年金のみ繰り下げ希望」という希望欄があって、どちらかのみの繰り下げを希望する場合に○を付けて提出することになっています。

両方とも繰り下げを希望する場合には、このハガキを提出する必要はありません。

ハガキを出さないでいると、どちらも繰り下げ希望ということになってしまいます。

66歳に達する前であれば、このハガキを出すだけで支給再開となりますが、66歳に達した後は、改めて老齢基礎年金繰り下げ請求書・老齢厚生年金繰り下げ請求書を提出しなければなりません。

その場合は繰り下げた月数×0.7%の増額した年金が受け取れることになります。

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三原 譲
(社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFPR認定者、1級DCプランナー、DCアドバイザー、証券外務員一種、宅地建物取引主任者)

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