やはり分散投資が大切です!(人生のための!資産運用)
やはり分散投資が大切です!
明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年の資産運用を巡る環境は、大変厳しいものでした。
9月以降の世界的な株式市場の大幅下落に加えて、急激な円高による外貨建て金融商品の円換算額の減少も起こりました。
このため、「株式や外貨建て資産は大きく目減りしたが、円建ての定期預金や個人向け国債の元本は増えないから、分散投資の効果は得られていない!」という声をよく聞きます。
たしかに額面金額で考えた場合、円の定期預金は減らない代わりに増えもしないように見えます。
しかし、お金の本当の価値である実質的な購買力では、どうでしょうか。
たとえば、レギュラーガソリン1リットルが185円だった昨年8月には、1万円の定期預金を解約して購入できるガソリンは54リットルほどでした。
現在のガソリン価格は全国平均で1リットルあたり110円前後。
1万円の定期預金で約91リットル買うことができます。
現在の円建て定期預金の購買力は、昨年8月の約1.7倍になっているのです。
人生のための資産運用では、お金は人生の夢や目標を達成するための道具だと考えますので、いくら資産の額面を増やしても仕方ありません。
むしろ、大切なのは、お金の実質的な購買力を守り、育てていくことです。
この資産の購買力の維持・保全こそが、人生のための資産運用なのです。
そのためには、エネルギーや食糧を輸入にたよる日本で暮らす以上、円安による輸入物価上昇にも備える必要があります。
余裕資金の一部は外貨建て資産を保有するという、いわば自動車を運転する際の自動車保険のような位置づけでの外貨投資も、やはり必要でしょう。
また、好景気でインフレになっていく場合には、株式投資が有効な対策と考えられます。
一方、景気後退や円高によるデフレ局面では、円建ての定期預金や個人向け国債の実質的な購買力が上昇することで、資産の購買力が維持できます。
このように、資産の購買力の維持・保全のための作業である、人生のための長期資産運用では、やはり分散投資は有効かつ非常に重要であることがご理解いただけると思います。
今年も、あくまで人生のための資産運用という視点に立ち、皆様のお役立つ情報のご提供を心掛けてまいります。
どうぞ、ご期待ください!
三輪 鉄郎
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、行政書士、宅地建物取引主任者)
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