繰上げ返済は万能!?工夫次第で使いかたいろいろ(マイホームの資金計画)
繰上げ返済は万能!?工夫次第で使いかたいろいろ
今月最後にオールアバウトにアップした2本は、繰上げ返済について。繰上げ返済のキホンについて書いています。是非ご一読ください。
ところで、現在は低金利。せっかくの低金利を活かして固定期間選択タイプでローンを組みたいと思う人も多いでしょう。しかし、そこでネックになるのが将来的な金利上昇不安です。
ここでも繰上げ返済は大活躍。金利上昇リスクに備える方法は下記のとおりです。
10年固定を利用して、3,000万円、35年のローンを組んだとします。金利は2.65%。仮に固定期間が終わって金利が1%上昇すると毎月返済額が上昇。今まで11万円だった返済が、1万3千円近く上がってしまいます。
しかし、金利見直しのタイミングで250万円を繰上げ返済にまわすことができれば、返済額軽減型の繰上げ返済を行って、毎月返済額をほぼ同額に抑えることが可能です。10年で250万円ですから、1年間に25万円貯められれば、です。
仮に10年後に金利が上昇しなかった場合、もしくは毎月1万3千円程度の返済アップなら平気!というのであれば、期間短縮型の繰上げ返済を行うのも一法です。期間を3年6ヶ月短縮できるうえ、利息の軽減効果はなんと300万円強にのぼります。
このようにして、固定期間選択型のローンを利用する場合は、ある程度金利上昇リスクに備えることが可能。大切なのは日頃からの準備です。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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