フラット35が変わりました!(マイホームの資金計画)
フラット35が変わりました!
フラット35の商品内容がずいぶん変わりました。
変更点は4つ!
1.建設費、購入価額の100%まで利用できるようになったこと
2.融資対象となる諸費用の範囲が拡がったこと
3.当初20年の金利を年0.3%優遇する【フラット35】Sの取扱いが始まったこと
4.住宅ローンの借換えに利用できるようになったこと
上記のうち、個人的に興味を持ったのは1.と4.です。
思い起こせば、フラット35ができた当初、融資率の上限は建築費、購入価額の80%迄でした。それが平成19年4月には90%になり、2年と少し経った21年6月にはついに100%に!
関係者によれば、総返済負担率の変更はないため、審査基準が甘くなったということではないとか。確かにその通りかもしれません。しかし、比較的早期に家を手放すことになった場合に、ローンが多く残っている可能性を考えておくべきでしょう。
4.の借換えについては、旧住宅金融公庫の融資も対象になります。注目すべきは、借入期間についての考え方。通常、借換えを行うときは「現在の返済期間を引き継ぐ」のが一般的ですが(実際はともかくそれが建前となっていることが多い)、フラット35は次の通りです。
「35年」-「現在借入れ中の住宅ローンの経過年数(1年未満切り上げ)」
例えば、25年でローンを組んだ人が5年経って借換えを行う場合、一般的には残期間である20年での借換えとなりますが、フラット35なら30年まで可能ということです。当初に返済期間を短くしすぎた人にとっては朗報でしょう(但し、完済時年齢などの条件あり)。
「経済危機対策」に伴って制度拡充となったフラット35。しかし、安易な借り入れが増えないことを切に願います。ローンを借りるときは慎重に。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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