大規模マンションと小規模マンション、それぞれの特徴は?(2)(マンション知識のツボ!)
大規模マンションと小規模マンション、それぞれの特徴は?(2)
【初めての方は、事前にこちらをお読みください】
大規模マンションと小規模マンション、それぞれの特徴は?(1)
大規模マンションと小規模マンションそれぞれのメリットやデメリットを見てきましたが、もう一つ見逃せないポイントがあります。
それは、管理費や修繕積立金についてです。
マンションの管理費や修繕積立金は、それぞれのマンションの管理体制や規模等によってもかわってきますが、たとえば20戸のマンションと200戸のマンションで大きく異なるかといえばそんなことはありません。
むしろ大規模マンションのほうが金額が小さいというケースが多いでしょう。
修繕の費用についても、200戸のマンションが20戸のマンションの10倍かかるかといえばそんなことはありません。
にもかかわらず、仮に集める金額が同じであれば、200戸のマンションは20戸のマンションの10倍のペースで修繕積立金がたまっていくのです。
つまり、大規模マンションにおけるスケールメリットが、管理費はもちろん、修繕積立金の面に大きな違いをもたらすことになるのです。
大規模マンションは潤沢な積立金がたまりやすいのにくらべて、小規模マンションはこの点においては不利と言わざるを得ません。
十分な修繕ができない可能性が出てくるだけでなく、一時金の追加徴収や、将来的には積立金の見直し(値上げ)が行われる可能性もあるのです。
特に小規模マンションを中古で購入する場合には、「修繕が行われる予定や修繕の履歴、現在の修繕積立金の金額、借入れの有無、値上げの予定の有無」などについても入念にチェックする必要があると言えるでしょう。
石山 貴
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)
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