2009年6月26日 (金)

Q.将来相続が発生したときに備えて、生前からできる準備としてはどのようなものがあるのでしょうか?

ファイナンシャルプランナー石山貴の不動産なんでも相談室

Q.将来相続が発生したときに備えて、生前からできる準備としてはどのようなものがあるのでしょうか?

A.相続税対策としては、大きく「節税対策」「納税資金対策」「遺産分割対策」の3つがあります。相続税が発生すると思われる場合には、「節税対策」や「納税資金対策」を行うことにより、対策をしない場合にくらべてスムーズな相続が実現できるはずです。特に相続財産のうち不動産については、現金と異なり「評価の引き下げ」を行うことが可能ですので、生前に対策していくと効果が高くなります。たとえば、「相続対策としてアパートを建てる」とよく言いますが、これは、土地を更地のままにしていた場合にくらべて、アパートを建てて貸家建付地とすることで評価が減額され、建物についても貸家として現金のまま保有している場合にくらべて評価減を図ることができることによる対策です。また、「納税資金対策」としては、生命保険の活用などが考えられます。なお、「遺産分割対策」については、相続人が複数いれば相続税が課税されるか否かにかかわらず必要になるので、相続が発生する前から話し合いの機会等を作っておくべきでしょう。

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石山貴 石山 貴

(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)

昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。

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