2009年1月13日 (火)

「コンシェルジュ」って必要?

マンション知識のツボ!

「コンシェルジュ」って必要?

最近は、「コンシェルジュ」がエントランスホールにいる分譲マンションが増えています。

コンシェルジュは、クリ-ニングサービス、宅配便や郵便物の取次ぎ、タクシーの手配などに対応してくれるので、ただ単に「管理人さんがいる」という状況とは大きく異なります。

また、防犯上のメリットも高く、マンションの高級感を演出するのにも一役買ってくれるでしょう。

コンシェルジュの費用については、一概には言えませんが、1戸あたりの負担は2,000円~5,000円といったところ。

これを「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、費用負担と、自分が受けるメリットとのバランスで決まるので、必要と感じる人と不要と感じる人に大きな温度差があるのも事実。

たとえば、独身男性の場合、仕事が忙しく、クリーニング店を行き来する時間もなかなか取れないというような状況であれば、コンシェルジュの機能はとてもありがたく感じるかもしれませんが、一方で、コンシェルジュが対応してくれる業務のほとんどを自分でこなすだけの時間や余裕がある場合には、それほどメリットを見出せないでしょう。

また、個々人の事情だけでなく、そのマンションの立地や環境にも左右されます。

たとえば、駅に近く、マンションを一歩出ればある程度のサービスを受けることができるような環境であれば、コンシェルジュの必要性はあまり感じられないかもしれません。

とはいえ、注意したいのは、家族や自分の成長や、逆に年老いたとき、病気になって自分でできることが限られてくるときのこと。

そのような場合には、購入当時には必要とは思っていなかったコンシェルジュが、ありがたい存在になるという可能性はあります。

購入段階の状況や感覚でコンシェルジュが必要なのかどうか、判断することはそれほど難しいことではありません。

さらに、購入後の街並みの発展の可能性や、年齢や生活の変化についてもあわせて考えておくとベストの選択ができるのではないでしょうか。

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石山貴 石山 貴

(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)

昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。

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