2009年4月 7日 (火)

この時期だからこそ考える!新築と中古のメリットとデメリット

マンション知識のツボ!

この時期だからこそ考える!新築と中古のメリットとデメリット

最近のマンション市場では、これまで以上に「新築」物件に興味を示す購入者が多いようです。

無理もありません。

場所等にもよるので一概には言えませんが、最近は、新築マンションであっても中古マンション並みの価格で、中古マンションはそのあおりでさらに低い価格で、売りに出されていると思われるケースも多く見られます。

業者側も在庫を抱え、強気の価格では買い手が付かない状況では価格をそれなりに下げざるを得ません。

購入者側も「いまやマンションは多少の値引きが当たり前」と考えているフシも・・・。

「できれば新築マンションがいいけど、価格がね・・・。中古マンションにしておこうか・・・」という考え方は、この不況でどうやら影を潜めつつあるようです。

新築マンションであっても価格面で中古マンションと大きく変わらないように見えるこの時期、やはりマンション購入は「新築」に絞って検討していくのが得策なのでしょうか?

同じような条件の新築マンションと中古マンションが、同じような価格で売りに出されていたら迷わず新築マンションを選べばよいでしょうが、二つとして同じものがないのが不動産であり、そう単純なものではないということは心得ておくべきです。

この時期のマンション探しで、「中古」もしっかりと検討の対象としておいたほうがいいのは、「広さや立地を特に重視しているケース」といえるでしょう。

一般に、価格が同程度であれば、新築マンションよりも、中古マンションの方が専有面積が広く、立地についても優れていることが多いでしょう。

また、ひとくちに立地といっても、「駅に近い」「学校など子供に関連する施設に近い」「商業施設に近い」「安全性が高い」「騒音が少ない」などさまざまな側面があり、「周辺環境はまだまだこれから・・・」ということも多い新築マンションと比べ、すでに住居として機能している中古マンションのほうが1歩リードしているというケースがほとんどでしょう。

さらに、実際に自分の目で見て購入を決めることができるのも中古マンションのメリット。

新築マンションの場合には、未完成の段階で購入を決定することもあり、実際に入居したときに「イメージしていたものと違うなぁ・・・」ということもないとはいえません。

こうなると、「中古マンション」も捨てがたい気になってきます。

とはいっても、「奥さんや子供のためにもキレイな部屋、きっちりした設備やセキュリティを」と考えるダンナさんなどは、やはり新築マンションを選ぶのでしょう。

ただ、そのような場合であっても、中古マンションの持つメリットとのバランスも少し考えておく必要があるのではないかと思います。

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石山貴 石山 貴

(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)

昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。

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