「終の棲家」としてマンションはどうなの?
「終の棲家」としてマンションはどうなの?
近年、いわゆる「終の棲家」としてマンションを購入される方が以前にくらべて多くなっているようです。
これまでであれば、高齢の方がマンションに多くいらっしゃるイメージはそれほどなかったように思いますが、高齢化社会、また、団塊の世代の多くが定年を迎える中で、終の棲家選びにも少なからず変化が生じているのでしょう。
では、「終の棲家」として考えた場合、マンションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
一概には言えませんが、戸建てにくらべてマンションのほうが、駅や買い物、病院等へのアクセスに優れていることが多いでしょう。
若い頃であっても、これらの場所へのアクセスが良いに越したことはありませんし、年代にかかわらず、そのような観点でマンション選びをするのはごく当たり前のこと。
ただ、若いときは「便利、ありがたい」ということが、高齢になってからは「必要、そうでなければならない」というふうに変わってくることもあるはずです。
また、マンションにもよりますが、住民同士の交流が盛んなマンションも多くあり、特に定年後に同じ趣味を分かち合う友人を見つけたり、行動を共にするような場合にはなにかと便利な場合も多いでしょう。
一般に戸建てよりも暖かく過ごせるというマンションの特徴も、高齢の方には良いかもしれませんし、1階と2階があるという一般的な戸建ての構造よりも、きちんとしたエレベータがあればという条件付きにはなるでしょうが、マンションのほうが暮らしやすいという方も多いはずです。
防犯面でも戸建てにくらべて安全かつラクだと思われます。
子供の独立後であれば部屋の数は少なくてすむので、物件も選びやすくなるでしょう。
このように考えてみると、マンションは多くの点で「終の棲家」に適しているように思えます。
「終の棲家」としては、戸建てにこだわらずマンションを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
石山 貴
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)
昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。
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