2009年7月28日 (火)

中古マンションを買う場合の注意点とは?

マンション知識のツボ!

中古マンションを買う場合の注意点とは?

価格的なことを差し置いて考えれば、中古マンションにおける新築マンションとの大きな違いは、設備等に使用感や劣化が生じていることでしょう。

当たり前のことといえば当たり前のことですが、実際に購入を検討する場合、意外と後回しになってしまうのが設備についての確認です。

中古マンションの場合には「現況渡し」が原則になるので、壁紙が汚れていてもそのまま、できることなら補修したほうが良いような箇所があってもそのままの状態で買主に引き渡されることもあります。

また、売主によっては、ある程度のリフォームを行ってから売りに出すということもあります。

見た目の印象は良いのでしょうが、結局のところ、その分が価格に上乗せされてしまうとなれば、それが良いのか悪いのか、買い手としてはなんとも言えないところです。

では、中古マンションの購入に際してはどのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。

まず、見た目でわかる汚れ等については内覧で認識できるので、あまり問題にはならないでしょう。

問題なのは、内覧だけでは確認しきれない部分です。

たとえば、設備の細かな不具合については、内覧の段階ではわからないことも多くあり、契約する段階になって、「実は、○○の動きがちょっと悪くて・・・」という話が出てくることもあります。

また、中古マンションの場合、売却活動を始めてから実際に買い手が決まるまで、数ヵ月かかることも珍しくないので、契約の段階になって、売主自身も認識していなかった新たな不具合が生じているケースもあります。

「まあ、この程度であれば」というレベルのものであればよいのですが、補修に数万円程度かかるという場合や、買主にとって必要不可欠な機能についての不具合がある場合、販売価格以外に余分にお金が必要になるわけですから、やはり買主としては事前に把握しておきたいところです。

場合によっては、そのぶん少し値引きしてもらうというかたちで交渉するという方法もあります。

購入の意思表示にあたっては、「販売図面や内見で把握できない不具合はないか」をあらためて担当者に確認しておくとよいでしょう。

購入の意思を伝えた後に、「基本的には問題ありませんが、△△機能が使えないときがあって・・・」「○○が実は破れているんですが・・・」いうことが少しずつ出てくるというのは、やはり望ましいことではありません。

不明確な点や不安な部分は、契約をする前にできるだけクリアーにしたうえで、物件の「状態」や「価格」をトータルで考えて購入するようにしましょう。

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石山貴 石山 貴

(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)

昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。

【ブログ】CFP石山 貴のブログ

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