マンション内覧会のポイント
マンション内覧会のポイント
新築マンションの場合、通常、契約したマンションが完成すると、引き渡し前のお披露目と不具合等のチェックを兼ねて「内覧会」を行います。
楽しみにしていたマンションの完成に心躍らせつつも、気持ちを引き締めて不具合等を十分にチェックする機会として臨んだほうが良いでしょう。
最近は、数万円で内覧会に立ち会って不具合等をチェックしてくれるという業者もありますが、あわせて、ご自分の目でもしっかりと確認することが重要なのは間違いありません。
内覧会のポイントは、大きく分けて、「汚れや破損箇所の確認」、「諸設備の確認」、「床・壁・建具等の確認」に分類されるでしょう。
■汚れや破損箇所の確認
まずは、見てすぐにわかるような汚れや破損箇所がないかを確認してください。部屋を移動しながら、床、壁、天井などについてチェックしていきましょう。キズはパッと見てわからなくても、斜めから見たりすると、光の加減でわかる場合もあります。
■設備関係
実際に操作を行い、異常な音や不自然な振動、動かしにくい部分や逆に緩すぎる部分がないかをチェックしていきましょう。操作パターンがあるいくつかある場合にはすべての操作に問題がないかをチェックしておきましょう。
■床・壁・建具等の確認
床や壁の傾きがないかをチェックしましょう。床については床鳴りする箇所がないかを、障子や襖、窓、ドアなどの建具はある程度の回数の開け閉めをしてみて、スムーズな開閉ができるかを確認してください。
ほかにも細かい部分で不具合や仕上がりに難があるものが出てくることがあります。
たとえば、タオルかけなどの固定不備や付け忘れなどが考えられますし、オプションの付け忘れや付け違い(取り違え)も考えられます。
なお、当日は、メジャーや懐中電灯、デジカメなどを持っていくとなにかと便利です。
内覧会でチェックすべき項目は案外と多いもの。
自分なりのものでも良いので、事前にチェックシートを作成するなどして確認すべき項目が漏れないようにしましょう。
マンションの購入経験がある知り合いなどがいれば、声をかけてみるのもひとつの方法です。
考えもしないようなポイントや失敗談なども聞けるかもしれません。
石山 貴
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)
昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。
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