大規模マンションと小規模マンション、それぞれの特徴は?(1)
大規模マンションと小規模マンション、それぞれの特徴は?(1)
マンションを選ぶ際の条件として、「新築か中古か」「駅からの距離」「価格」といったことは誰しも最初に思い浮かべることですが、そのマンションの「規模」については、それほど意識していないという方もいらっしゃるかと思います。
たしかに、絶対条件とも言える「価格」や「場所」などにくらべて、そのマンションの「規模」については、「なにか大きな違いがあるのだろうか」「住んでしまえば特に関係ないのではないか」「言われてみれば何かあるのかもしれないけど・・・」などと思われるのも無理はありません。
では、「大規模マンション」と「小規模マンション」とではどのような違いがあるのでしょうか。
まず、大規模マンションのメリットですが、一般に、「共用施設」や「共用サービス」が充実しているケースが多いでしょう。
また、同世代の子供や友人が多くできる可能性も高いので、ある程度のコミュニティができやすいというのもメリットです。
ただし、人が多すぎることで、逆に住民同士のつながりが希薄になり、コミュニティ形成が難しくなるということもあり得ます。
では、小規模マンションのメリットは何でしょうか。
まず、比較的交通利便の良い地域に建てられるケースが多いのが特徴の一つです。
また、居住者数がそれほど多くないので、住民同士のつながりが強くなりやすく、ちょっとした話し合いなどは大規模マンションの場合とくらべてスムーズに行くことも多いでしょう。
小回りが利くぶん、軽い修繕などであれば、大規模の場合よりもずっと実行しやすいのが普通です。
ただし、一般には、大規模マンションのような、充実した共用施設やスペースなどは望めないことが多いでしょう。
このように、大規模マンションと小規模マンションのメリットとデメリットはそれぞれ多くの部分で裏表の関係にあり、比較的イメージしやすいものですが、ほかにも大きな違いがあります。
次回は、覚えておきたい大規模マンションと小規模マンションの違いを見ていきたいと思います。
石山 貴
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)
昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。
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