マンション購入は逆オークション?
マンション価格の低迷が続いています。
新築マンションの値下がりはもちろんですが、そのあおりを受けるかのように中古マンションまでもが以前にくらべるとかなりの値下がり・・・。
今や、よほど条件の良いものでなければ、簡単には売れないといってもいいのかもしれません。
とりたてて急がないことが多い買主側と違い、新築マンションの販売会社や中古マンションの売主は、理由こそ様々であっても「できるだけ早く売りたい」状況にあるということがほとんどであり、不景気の最中、やむを得ず「価格を下げてでも販売する」というケースが多くなっています。
また、マンション価格の値下がりのニュースや実際に価格が下げられている広告などを見て、「もっと下がるのではないだろうか」と考える買主側がそろって様子見に入ってしまい、「もっと価格を下げなければ売れそうにない」と考えた売主が価格を下げるという流れに繋がっていることも価格が低迷する原因となっているでしょう。
とはいえ、永遠に価格が下がり続けることはないので、今のような状況下でマンションを購入しようとする場合には、「底値」を見極めるということが重要になってきます。
底値をうまく見極めることができなければ、値下がりを期待しているうちにお目当ての物件が売れてしまったり、値下がり後のさらなる値下がりを期待して様子を見すぎてしまい、結局は逃してしまうというケースも出てきます。
最高価格を付けた人がその物件を購入できるという意味では変わらないものの、価格の動き方としては、さしずめ「逆オークション」のような状態になりやすいのが今どきのマンション購入事情だといえるでしょう。
一方で、物件を購入した人も、「あの価格で買ったけれど本当に良かったのだろうか?あのとき買わなければもっと価格が下がったのではないだろうか?」と思うことがあるかもしれません。
その価格での購入の決断が正しかったのかどうか・・・、その答えはすぐにはわからないでしょうし、おそらく、後になってもわからないでしょう。
底値を見極めるというのは実は非常に難しいのです。
ただ、ひとつ言えるのは、「その人は、その人が欲しいと思っている物件を手に入れた」ということ。
そういう意味では、その人の判断は「正解」なのです。