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2010年7月27日
マンションと戸建て、子育てに向いているのは?(マンション知識のツボ!)
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マンションと戸建て、子育てに向いているのは?(マンション知識のツボ!)

マンションと戸建て、子育てに向いているのは?

自宅の購入にあたって、「戸建てとマンションのどちらが子育てをしやすいのだろうか」と思われる方も多いでしょう。

子育てについては、地域や周辺環境、自治体の対応等によって変わる部分もありますが、今回は、物件としての「戸建て」と「マンション」を比較してみたいと思います。

■建物の特性
戸建てであれば2階建てや3階建てが一般的ですが、マンションの場合、階数はそれぞれ違います。ときおりニュースになる子供の転落事故などは、マンションで起きやすい事故。戸建ての場合には、高さがそれほどでもないこと、また、庭などアスファルトではない部分に落下することも多く、マンションにくらべれば大きな事故につながりにくいようです。必ずしも「戸建てだから大丈夫」「マンションだから危ない」というわけではないものの、マンションの高層階になるほど、リスクは高くなると言わざるを得ないでしょう。

■構造・間取り
戸建ての場合、階段や玄関などある程度の段差がある箇所も多く、歩き始めの幼児がいる場合などは危険なケースも多くあります。少し目を離せば階段をのぼっていってしまったりすることもあるでしょうし、くだりも危険です。また、玄関も身を乗り出して頭から落ちてしまうことも考えられます。それに対して、マンションであれば室内はフラットな部分が多いので、少しラクかもしれません。ただし、部屋を出たら、エレベーターや外階段などには注意が必要です。なお、マンションでは、自分の子供の泣き声や走り回る音、イスやベッドから飛び降りる音など、「周囲のお部屋に迷惑をかけていないだろうか…」ということが気になり、ちょっとしたストレスになってしまうことも考えられるかもしれません。

■施設・設備
大規模なマンションの場合、託児所やキッズルームなど、子育てしやすい環境が整っていることもあります。

■周囲の状況・環境
建売りの場合、同じような年齢帯の家族が揃うことも珍しくありませんが、マンションについても、小規模なマンションを除けば、同じような年齢帯の家族が多くいるでしょう。子供同士で遊んだり、親同士の交流等はマンションのほうが多いかもしれません。

子育てについては、戸建てには戸建ての、マンションにはマンションのメリット、デメリットがあります。

ただ、戸建てであれマンションであれ、子育てにおける危険性を完全に排除することも難しいので、戸建てとマンションの違いや特性をしっかりと意識したうえで、自分たちにあった家を探していくということが必要になるでしょう。

それまで賃貸マンションに住んでいた方が、あらたに戸建てを購入する場合などは、注意するべきポイントも大きく変わってくるはず。

お子さんがいる方はもちろん、お子さんはまだという方でも、将来の子育てをしっかりとイメージしながら購入を検討していくほうが良いでしょう。

マンション知識のツボ!
石山 貴 (いしやま たかし)
石山 貴 (いしやま たかし)
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、宅地建物取引主任者、マンション管理士)
昭和45年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。商社系コンピュータ会社勤務の後、FP教育機関にてFP関連のテキスト・書籍の執筆等に従事するとともに、FP資格受験生に対する受験相談や指導にあたる。ファイナンシャルプランナーとしては、不動産と相続を中心に、関連する分野を網羅した総合的な観点からのアドバイスを心がけている。
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