万一のとき、遺族年金はいくらぐらい?
万一のとき、遺族年金はいくらぐらい?
「私達夫婦は、60歳後半の年金暮らし世帯です。夫は厚生年金に40年加入していましたが、私は専業主婦で国民年金しかありません。夫に万一のことがあったら、遺族年金はどのくらい出るのでしょうか。」(67歳・女性・無職)
日本はいまや世界一の長寿国で、平均寿命(0歳児の平均余命)は、男性で78.64歳、女性で85.59歳となっています。
平均的にみて女性の方が少なくとも7年は長生きすることになりますので、口には出さなくても、妻にとって遺族年金の額は大いに気になるところです。
厚生労働省のモデル世帯(夫・40年厚生年金加入、妻・専業主婦)で見ますと、65歳からの年金(月額)は、
夫:老齢厚生年金101千円+老齢基礎年金66千円=167千円
妻:老齢基礎年金66千円
世帯合算:233千円となっています。
いま夫に万一のことがあると、老齢厚生年金101千円×3/4=76千円が遺族厚生年金として支給され、老齢基礎年金はなくなります。
夫の死亡後は、遺族厚生年金76千円+妻の老齢基礎年金66千円=142千円で暮らしていかなければならないということになります。
なかなか厳しいですね。
三原 譲
(社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、1級DCプランナー、DCアドバイザー、証券外務員一種、宅地建物取引主任者)
昭和11年生まれ。九州大学法学部卒。日興証券にて支店長、部長等を歴任。社会保険労務士資格取得後、平成13年に三原社会保険労務士事務所を開業。平成15年から「りそな総合研究所」顧問として人事・労務相談を中心に活躍する。株式会社フリーダムリンク顧問。
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