あなたの年金記録は大丈夫?(1)
あなたの年金記録は大丈夫?(1)
「私は、現在ある食品会社に勤めるサラリーマンですが、23歳で最初の会社に入社したあと、これまでに5、6回会社を変わっています。私の年金記録がキチンと記録されているかどうか心配です。どのようにしたら確認できますか?」(会社員・56歳・男性)
いま5,000万件にものぼる宙に浮いた年金記録問題が日本中に衝撃を与えています。
社会保険庁のこれまでのズサンな管理体制にはあいた口がふさがりませんね。
あなたのように転職を繰り返している人は特に記録が抜けていたりする可能性が高くなりますので、すぐにでも確認してみる必要があります。
まず自宅に居ながら、確認する方法が二つあります。
1つは、年金記録照会専用のフリーダイヤル「ねんきんあんしんダイヤル」0120-657830へ電話で問い合わせする方法です。住所・氏名・生年月日・基礎年金番号を告げると、2~3週間後に「被保険者記録照会回答票」、「国民年金納付記録」が送られてきますので、これまでの記録を確認できます。
なお、本人の分以外に2親等以内の親族の分まで依頼することができます。
この電話は、土日祝日を含め24時間受付けています。
もう一つは、インターネットで自分で年金加入記録を閲覧する方法です。
社会保険庁のホームページにアクセスして、住所・氏名・生年月日・基礎年金番号を入力すると、やはり2~3週間後に「ユーザーID」と「パスワード」が郵送されてきますので、これを入力して、いつでも自由に自分の年金加入記録を確認することができます。
ただし、この方法は、すでに年金を受給されている人や、共済組合の加入者は利用できません。
以上の方法で確認して、もし抜けている記録や間違った記録がある場合は、最寄りの社会保険事務所か、年金相談センターへ出かけていって相談する必要があります。
勿論、最初から直接社会保険事務所や年金相談センターへ出かけていって確認することもできます。
その場合、年金手帳をお忘れなく。
また本人分以外の相談は委任状が必要になります。
三原 譲
(社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、1級DCプランナー、DCアドバイザー、証券外務員一種、宅地建物取引主任者)
昭和11年生まれ。九州大学法学部卒。日興証券にて支店長、部長等を歴任。社会保険労務士資格取得後、平成13年に三原社会保険労務士事務所を開業。平成15年から「りそな総合研究所」顧問として人事・労務相談を中心に活躍する。株式会社フリーダムリンク顧問。
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