年金額をふやすには(3)
年金額をふやすには(3)
自営業の方(国民年金の第1号被保険者に該当する方)などが、年金額をふやす方法として、「年金額をふやすには(2)」でお話した付加年金のほかに、もう一つ国民年金に上乗せする制度として「国民年金基金」があります。
ただし、前記の付加年金と国民年金基金はどちらか一方の選択となります。
国民年金基金には、同職種の方で設立した「職能型」基金と、県単位で設立された「地域型」基金があり、自営業の方などはそのどちらか一方だけに加入することができます。
基金の掛金(保険料に相当)は、年齢によって、定額が定められており、加入年齢が低いほど安く、高いほど高くなります。
例えば1口目の終身年金A型でみますと、20歳で9,015円、30歳で13,245円、35歳で16,680円となっており、60歳まで掛けると、年額36万円の年金が支給されます。
35歳1ヵ月以上になりますと、11,700円、40歳で14,580円、45歳で20,380円となりますが、年金額は24万円となります。
さらに45歳1ヵ月以上になりますと11,020円、50歳で16,020円となりますが、年金額は12万円となります。
掛金額は、60歳まで変わりませんので、同じ加入するなら早いほど負担が軽くてすむことになりますね。
それでは、次回に具体的な加入例と注意点などについてお話いたします。
三原 譲
(社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、1級DCプランナー、DCアドバイザー、証券外務員一種、宅地建物取引主任者)
昭和11年生まれ。九州大学法学部卒。日興証券にて支店長、部長等を歴任。社会保険労務士資格取得後、平成13年に三原社会保険労務士事務所を開業。平成15年から「りそな総合研究所」顧問として人事・労務相談を中心に活躍する。株式会社フリーダムリンク顧問。
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