人生の夢・目標を実現するために、いつまでに、いくらお金が必要かを確認する
人生の夢・目標を実現するために、いつまでに、いくらお金が必要かを確認する
前号までに、資産運用とは、人生の夢や目標を実現するために必要なお金を準備するさまざまな手段のひとつであるということをお話ししました。
そういう意味でも、目的=人生の夢や目標をはっきりさせてから、資産運用をスタートすることが大切であることは、ご理解いただけたかと思います。
次のステップは、人生の夢を実現し、目標に到達するために必要なお金が、いつごろまでに、いくらぐらい必要かを確認する作業です。
この目標金額と到達予定時期を、きちんと確認しないで資産運用を始めると、必要以上の運用成績を求めて、過剰なリスクを取ってしまったり、金融商品の満期時と資金の必要時点がずれてしまったりして、非常に危険かつ非効率な運用になってしまう可能性があります。
くれぐれも注意しましょう!
作業の仕方ですが、たとえばマイホームが欲しいという場合は、何年後に、いくらぐらいの家が欲しいのかを、具体的に考えてみましょう。
購入したい家やマンションなどの価格については、インターネットや新聞の折り込み広告などで調べれば、おおよその目安が立てられます。
たとえば、5年後をメドに、価格が3500万円ぐらいのマンションが買いたいという場合、価格の2割の700万円を頭金用に貯めるというように、目標金額と到達予定時期を確認しておきます。
また、お子さんの大学進学費用や定年退職時に用意しておきたい老後資金用貯蓄であれば、いまから何年間で準備すればいいか、時期についての計算ができると思います。
目標金額について、具体的な金額がわかっている方は、その金額を目標にしましょう。
もし、必要な金額について、イメージも湧かないという場合には、インターネット上の「金融広報中央委員会」のホームページに「暮らしと金融なんでもデータ」という統計資料を集めたサイトがありますので、教育費や老後生活費などを見積もる際の参考にしてみてください。
このようにして、人生の夢や目標を実現するために必要なお金が、いつごろまでに、いくらぐらい必要かが把握できれば、どのような金融商品で、どのような運用を行えばいいのかは、おのずと決まってくるのです。
次号では、目標に向かって資産運用を始めるにあたって、もうひとつの重要ポイントである現状の把握についてお話いたします。
どうぞご期待ください!
三輪 鉄郎
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、行政書士、宅地建物取引主任者)
昭和34年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。23年のサラリーマン生活の後、欧州系銀行を退職。銀行員としての経験と知識を活かしながら、生活者のお役にたてる「独立FP」を目指し、三輪鉄郎事務所を開業。『家計のホームドクター・人生というマラソンの伴走者』をモットーに、徹頭徹尾お客様の立場に立って、人生の夢実現を全力でサポートすべく奮闘中。

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