資産運用を始めるにあたって、まずは現状を把握しましょう!
資産運用を始めるにあたって、まずは現状を把握しましょう!
前号では、資産運用をスタートする際に重要な「具体的な目標の把握」の仕方についてお話しました。
今回は、その目標に向かうにあたって、もうひとつ重要な点である「現状把握」についてお話します。
この現状把握というのは、資産運用の目標を旅の「行き先」にたとえるなら、いわば「スタート地点」を確認する作業にあたります。
たとえば、同じ場所に行く場合でも、スタート地点が異なれば、経路や行程が違うように、資産運用でも、この出発点をきちんと確認するということがとても重要なのです。
このスタート地点を把握する作業として、まずは現時点の資産(財産)と負債(借入)を把握して、財産目録を作成しましょう。
貯蓄の多い人・少ない人、持ち家のある人・賃貸住宅住まいの人、住宅ローンの残っている人・完済した人など、さまざまなケースがあると思いますが、まずはご自身の現状をしっかり確認しましょう。
次は、現在の収入と支出も調べて把握しましょう。
収入についてももちろんですが、家族構成や暮らし方によって、支出もそれぞれのご家庭で異なるかと思いますので、きちんと確認しておきましょう。
この作業で、今後は貯蓄ができるのか、できないのか、貯蓄ができる場合、1年間でどれくらいできるのかの目安が立てられます。
これら一連の作業で、一般論ではない、「私の場合」のスタート地点が確認できるようになります。
次号では、資産運用を始めるにあたって、「把握した現状の金融資産を、用途や目的に合わせて3つに分けてみる」という考え方について、お話いたします。
どうぞご期待ください!
三輪 鉄郎
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、行政書士、宅地建物取引主任者)
昭和34年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。23年のサラリーマン生活の後、欧州系銀行を退職。銀行員としての経験と知識を活かしながら、生活者のお役にたてる「独立FP」を目指し、三輪鉄郎事務所を開業。『家計のホームドクター・人生というマラソンの伴走者』をモットーに、徹頭徹尾お客様の立場に立って、人生の夢実現を全力でサポートすべく奮闘中。

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