「資産クラス」という考え方
前回までに、長期分散投資を考える際のリスクとリターンのお話をいたしました。
今回からは、長期資産運用を行なっていくためのポートフォリオ構築についてです。
ポートフォリオとは、すでにご説明したように、資産を複数の金融商品に分散して投資した場合の「金融商品の組み合わせ」、あるいは、「組み合わされた金融商品が含まれているもの全体」のことです。
このポートフォリオの構築を行なう際に、基本となる構成要素が「資産クラス」と呼ばれるもので、投資・運用の対象となる資産を、同じような特徴を持ったもののグループに分けたものです。
分散投資の効果を得るためには、類似した商品をいくらたくさん組み合わせても、意味がありませんので、異なる資産クラスを組み合わせることが、重要なのです。
まず、どのような資産クラスがあり、どのような金融商品が各資産クラスに分類されるのかを見てみましょう。
<国内債券>
個人向け国債、国債、地方債、日本企業の社債、国内債券へ投資する投資信託、MMF、MRF、定期預金、定期貯金、定額貯金 など
<国内株式>
日本の株式、日本の株式へ投資する投資信託・ETF など
<外国債券>
外国国債、外貨建てMMF、外国債券へ投資する投資信託、外貨預金 など
<外国株式>
外国の株式、外国の株式へ投資する投資信託
<その他>
J-REIT、金、コモディティ(商品) など
いかがでしょう。皆様が現在お持ちの金融商品が、どの資産クラスに該当するのかが把握できたでしょうか。
次回は、各資産クラスのリスクとリターンについて見ていきましょう。
どうぞ、ご期待ください!