外国株式という資産クラス
今回からは、「外国株式」の資産クラスの中の具体的投資対象について、みていきましょう。
他の資産クラスに比べても、高い収益性が期待できる外国株式ですが、「ハイリスク・ハイリターン」の原則どおり、リスクも大きいのが外国株式の特徴です。
あらためて、外国株式のリスクをきちんと確認しておくことは、「人生のための!資産運用」に外国株式を取り込む際に、とても重要です。
外国株式の主なリスクとしては、以下のものが挙げられます。
●株価リスク会社の業績や経済情勢の変化等により、株価が変動するリスク
●信用リスク株式の発行体の経営・財務状況の悪化やそれらに伴う外部からの評価の低下などにより、有価証券の価額が下落するリスク
●為替リスク外国為替相場の変動により、外貨建資産の円換算評価額が変動するリスク
さらに、先進国以外の外国株式に投資する場合には、その国の経済や政情に起因する問題が株価や為替レート影響を及ぼしたり、市場監理や会計基準、財務状況の開示ルールや税制等の制度改正等の影響によって、予期せぬ運用上の制約を受けたりするなどの、いわゆる「カントリーリスク」も存在します。
また、外国では言語が異なることから、投資対象の会社についての各種情報を入手・分析するのも、国内株式の場合に比べて難しいという制約もあります。
一般の個人投資家が、こうしたリスクを抑えながら、投資運用上の制約を克服して外国株式を資産運用に取り込んでいくための方法としては、投資信託というツールを使うことが考えられます。
次回以降は外国株式を投資対象とする投資信託を中心に、各種金融商品について詳しくみていきましょう。