変動金利型のルールを知っておこう
変動金利型のルールを知っておこう
2006年3月に「量的緩和政策」が解除されてから、引き上げ傾向だった日本の金利。日銀が政策金利を動かした影響で、短期プライムレートも2006年8月に1.375%から1.625%へ、更に2007年3月には1.875%へと引き上げられました。
ところが、ここにきてついに金利は引き下げへ。世界的な金融不況の中、10月31日に日銀は政策金利の0.2%引き下げに踏み切りました。それに伴って、今月には短期プライムレートも1.675%に引き下げられています。
変動金利は短期プライムレートを基準にして動きます。しかし、金融機関が短期プライムレートを見直したからといって、住宅ローンの変動金利がすぐに見直されるわけではないので要注意。実際に、既に新規借入れの変動金利を引き下げたところもあれば、まだのところも。新規の融資利率を見直すタイミングは金融機関によってまちまちとなっています。これから借入れを予定している人は、金利引き下げのタイミングをチェックしましょう。
既に変動金利で借りている場合、半年ごとに適用金利の見直しを行うのが一般的です。よく見かけるのが「借入後の適用金利は、4月1日と10月1日に見直して、それぞれ6月と12月の約定返済日の翌日から適用する金利を変更する」というもの。このルールに則れば、現在借りている人の金利が見直されるのは来年の4月1日ということ。仮に毎月の返済日を25日とすると、見直された金利が実際に適用されるのは、来年6月26日です。見直しのタイミングに関しては、金融機関によって異なるルールを適用しているケースもあります。変動金利で借りている人はこの機会に自分の借りているものをチェックしておきましょう。
尚、今回の金利引き下げが、住宅ローンの変動金利型に与える影響は、「変動金利動く!あなたの金利はいつ変わる?」でも執筆しています。詳細はこちらを是非ご覧ください!
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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