諸費用の分かれ道
諸費用の分かれ道
今月の記事は、「ポイントは2つ!家を買うための諸費用」と題して、家を買うにあたっての、諸費用準備の心得のポイントについて書いています。
「どのような家を選んで、どのように資金調達をするか」によって、諸費用は大きく異なります。「諸費用がかかる、かからない」の分かれ道を知って、諸費用に関する疑問をクリアにしましょう。
まず、不動産売買に関する諸費用でいえば、仲介手数料がかかるか否かが分かれ道です。仲介手数料は、一般には物件価格の3%と少しかかるため、3,000万円のお買い物をするとおよそ100万円!大きいですね。これがかかるとかからないではオオチガイ。それでは、仲介手数料がかからないのは?おもに、新築マンションを購入したり、売り主さんから直接購入したり、といったケースです(仲介を通さないのだから当たり前といえばそれまでですが)。
ローン利用に関して、諸費用の分かれ道は、保証料、手数料、それから団体信用生命保険料。商品選択でどのように諸費用がかかるか変わってきますから要チェック。フラット35と民間独自のローンの違いを見てみましょう。
フラット35は、保証料がかからないのがポイントです。しかし、手数料、団体信用生命保険料に要注意。特に、金利が低くおさえられているタイプは、借入れ金額に対して0.5~2.1%程度の手数料がかかることが多くなっています。団体信用生命保険料については、住宅金融支援機構のサイトでシミュレーションしてみてください。「結構かかるんだな」とビックリされるかもしれません。
民間独自のローンを借りた場合は、保証料、手数料がかかるのが一般的です。保証料の一例を挙げると、3,000万円を35年元利均等返済で借り入れた場合で60万円ほど。最初の負担が重いので、借入れ時に一括払いをせずに、金利に上乗せして払っていく方法を選ぶ人も増えているとか。団体信用生命保険料は、銀行負担が一般的です。
諸費用が大きく変わってくるポイントをざっと挙げてきましたがいかがでしょうか?諸費用と呼ばれるせいか、「ついでに準備できてしまうお金」といった印象を受けますが、決してそんなことはありません。「何を選択したら、どのような諸費用がかかるのか?」を把握して、備えるようにしてください(諸費用がかからないほうを選択したほうがいいということではないので念のため)。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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