大人気の変動金利
大人気の変動金利
変動金利の利用者が増えているといいます。ここ10年間はず~っと底を這うかのような水準であったにもかかわらず、あまり注目を集めることがなかったのに、ここにきて大人気。少し前に、「大手銀では新規の住宅ローンに占める変動型の割合が5~9割程度に高まっている」という新聞報道もありました。
実際の相談においても、相談者があらかじめ持参するのは変動金利のシミュレーションがほとんどになりました。「なりました」と書いたのは、数年前はそうではなかったから。思えば量的緩和、ゼロ金利が解除されて、金利がジワジワ上昇しはじめた2006年の春以降、「これから金利が上がる」ということで、長期固定をベースに商品選択をする人が多かったと記憶しています。そればかりか、短期固定や変動でローンを組んでいる人までが、長期固定へと金利タイプを変更したり、借り替えたりする動きが見られたものです。
2~3年のうちに、世のトレンドはすっかり変化しました。「先のことはわからない」とはよく言ったもので、本当にその通りです。
変動金利型は、金利が低いうえに、金利が上昇した場合も家計へのダメージが限定的で安心という見方があるようです。しかし、いいことは悪いこととの引き換えであるのが世の中の常識です。利用をするなら、「こんなハズではなかった」とならないように、いいことも悪いこともしっかり把握したうえで踏み切りましょう。
【参考】変動金利、安心の裏に潜むリスク
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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