みんなが集うお正月に相続の話
みんなが集うお正月に相続の話
「相続税の対象になるのは100人に4~5人」ということをご存知ですか?つまり、相続税の対象になるのは4~5パーセント。相続税の心配をしなくてはならない人は、実は少数派です。
だからといって、相続対策をしておかなくてもいいいかというと、それは間違い。「相続税の対象になる・ならない」に関わらず、財産の分け方について考えておくことが大切です。個々人の権利意識が強くなった今、「財産は兄弟姉妹で平等に分けよう」とするばっかりに、もめてしまうケースが多くなっているようです。
ところで、「相続のことがなんとなく気になるけれど、親には言い出しにくい」からと、自分ひとりでいろいろなことを考えてあちらこちらに相談したり、子どもたちだけで勝手な相談をするケースを見受けますが、これはオススメできません。「自分が死ぬのを待っているのか!?」と誤解を受けて、親子の間がギクシャクしてしまうことがあるからです。
「いろいろなことは話すけど、相続のこととなると切り出しにくい…」のはよくわかります。しかし、後々に争いのタネを残さないためにもここは頑張りどころ。もしあなたが子どもの立場であれば、親に相続を意識してもらうように切り出してみましょう。あなたが親の立場であれば、子どもたちへあなたの考えをしっかり伝えておきましょう。遺言をのこしておくのもひとつの方法ですが、いきなり遺言を見ることになる子どもたちのことを考えると疑問が残ります。
相続のヒケツは当事者をみんな巻き込むこと。親子で財産分割について了解し、そのうえで念のために遺言を作っておくと安心です。そのための第一歩は話し合いをすることです。
今年もあと4日で終わり。これからお正月にかけて帰省される方も多いでしょう。久しぶりに親子、兄弟姉妹が顔をあわせるいい機会です。お酒も入って話も弾むでしょう。はじめは、さらっとでいいのです。相続の話を切り出してみてはいかがでしょうか。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
FP会社フリーダムリンクトップ
⇒「相続対策チェック」はこちら