強気のマンション価格、いつまで続く?
強気のマンション価格、いつまで続く?
「マンションは、買った途端に2割、下手をすれば3割下がる」というのが、いわば常識になってどのくらいたつでしょう?ところが今は、マンション価格だって上がる時代。もちろん場所にもよりますが、購入価格よりも高く売れたからって、「え~!」と驚くほどのことでもなくなってきています。
そういえば、去年あたりから「もう売れちゃった」といった具合に、マンションがあっという間に売れていくことがめずらしくありません。それもほぼ売出し価格で売れていく。つまり、買主側から見たら「価格交渉なんてする余地なし」ということです。
ここで、首都圏における財団法人東日本不動産流通機構の中古マンション価格データを見てみましょう。
データによると、首都圏平均で、中古マンションの成約物件1平米あたりの単価は、2006年(10月―12月)に35.70万円。それが2007年(10月-12月)には、40.15万円に上昇。前年同期比で12.5パーセントも上昇しています。
一方、成約物件価格に目を向けると、2006年(10月―12月)に2,300万円であったのが、2007年(10月-12月)には2,596万円に上昇…。なるほど、確かに上昇しています。
しかし!今月の記事でもご紹介したとおり、ここのところ、「中古マンション価格はもう頭打ち」といったニュアンスのものを目にするようになってきました。なにしろ、中古マンションの成約件数が減ってきているのです。昨年末、「ぜんぜん契約できない」と嘆く不動産業者さんがどれだけいたことか!データで見ても、首都圏の中古マンションの成約件数は、3期連続で前年同期を下回っている状態です。価格に関しても、調整の様相が見られる?今後も、その動向から目が離せません。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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