大家さんになるキッカケ
大家さんになるキッカケ
大家さんになるキッカケは、本当に人それぞれ。今月の記事では、日本人女性の平均寿命の長さを改めて知ったことが結果として不動産投資をすることになったという例、それから「老後に貯蓄の残高が減っていくのを見る暮らしはいやだ」という気持ちが不動産投資にむかった例などをご紹介しました。この2つのケースですが、いずれも不動産投資を自ら思い立ち、そうして実行しています。
実は意外と多いのが、勧誘されたことがキッカケで不動産投資をはじめたというケースです。新築の投資用マンションであれば、分譲会社の営業部隊!?から電話がかかってきたのがキッカケになって、不動産投資を考え始めたという人が少なくないようです。
内線電話で投資用マンションの営業を受けたというAさん(名簿が出回っているんでしょう…)。Aさんは、持ち出しゼロ(つまり全額ローン)で大家さんになれるということで2,000万円程度のマンションを2つ同時に購入しています。仕事が忙しかったこともあり、詳しい話はともかく「とにかくよさそうだ」というインスピレーションで購入を決意したということです。
最近になって、急に負担感が増しているというAさん。購入から3年が過ぎようとしていますが、毎月の収支は2軒で5万円を超す赤字でお給料から埋めている状況が続いています。いくら生命保険代わりになると理屈ではわかっていても、もう疲れた…とか。そうかといって、マンションを手放すには、オーバーローンになっていて難しい状況です。
人にすすめられて、不動産投資を行うのが悪いわけではありません。キッカケはどうであれ、先々のことまで見通したうえで、自分の将来と重ね合わせて投資判断をしたいものです。(実際は、なかなか難しいのですが。)
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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