土地の価格って上がってるの?
土地の価格って上がってるの?
「今って、不動産価格は上がっているの?それとも下がっているの?」最近、このような疑問を持つ人が少なくないようです。
そんな中、インパクトがあったのは、3月末に発表された公示価格。国土交通省によると、「2008年1月1日時点の公示地価は、全国平均で前年に比べて1.7パーセント上昇した」とか。どうやら、日本の土地価格は上昇しているらしい。
しかし、この報道を受けて「ホントかなあ?なんか違わない?」と感じた人が、実は多いのではないかと思っています。いくら報道で、「公示地価は2年連続の上昇。地価は、昨年に引き続き上昇傾向にあり、その上昇幅も拡大している!」なんて言われてもどうもしっくりこない。土地取引に活気がなくなってきたのではないか……。
首都圏土地レポート(東日本レインズ)を見ると、それを裏付ける結果&思った以上に土地価格が落ちている現実に驚かされます。今年に入って、東京の土地の成約価格は大幅に下落しているのです(面積100~200㎡)。
東京の土地の平均㎡単価は、今年1月に前年同月比で2桁もの下落。13.20パーセントも下がっています。それ以降、その幅は大きくなる一方で、2月には前年同月比で19.75パーセントの下落、3月はとうとう前年同月比で28.38パーセントもの下落となりました。
不動産業者が、融資をうけにくくなったことで、売買が成立しないケースもあります。何とか融資を受けて取引を成立させたとしても、その後の転売が難しくて苦労しているケースも見受けます。
土地価格に遅行するマンション価格。こちらはまだ下落局面にはありませんが、価格の伸び幅は横ばいになってきています。今後の動向に要注意です。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
FP会社フリーダムリンクトップ
⇒「相続対策チェック」はこちら