貸し渋り!? 金融機関の貸出姿勢変わる
貸し渋り!? 金融機関の貸出姿勢変わる
サブプライムローン問題をキッカケにおきた信用収縮。これを受けて金融機関の貸出姿勢が変わったため、不動産取引の現場への影響が大です。
不動産業者さんの中には、自分のところで物件を買い取って、その転売を行っているところがあります。少し前から、このような業者さんの身に、「金融機関から融資を取り消されたばっかりに、売買契約を反故にしなければならなくなった」なんていうことが起きています。
この手の話、決してめずらしいモノではありません。ある業者さんは、契約を解除せざるを得なくなったため、違約金が1億以上にもなったそう。1億円って、地場の不動産業者さんにとっては、さすがショッキングな数字です。
「高い金利のところからしかお金を借りることができなくなってしまった」、こういって困っている業者さんも多数。買取転売をして利益を出すのが仕事だから、コスト増は厳しい。物件が売れるのに時間がかかれば、支払利息の負担に耐えられなくなってきます。ドンドン物が動いている時期ならすぐに売れていくかもしれない。でも今は……。
そういえば、つい先日、私のところにワザワザ電話をかけてきてくれた知人がいます。要件は、「金融機関が、一定層(個人)への不動産担保融資から手を引き始めた」ということ。先にご紹介したような事業性の貸金だけでなく、個人向けの投資用ローンについても状況は厳しくなりそう。今後の動向に要注意です。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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