高すぎる利回りに注意
高すぎる利回りに注意
今月は、10日にパシフィックホールディングスの破綻がありました。パシフィックホールディングスといえば、日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人のスポンサー企業です。モリモトのケースとは違って、パシフィックホールディングスは両投資法人のスポンサー企業の変更ができないまま破綻してしまいましたね。
スポンサー企業は破綻したものの、両REITの上場は維持されています。これでひと安心……???いえいえ、REITはスポンサー企業の援助を受けて資金調達から物件取得、物件管理まで行っているのが実情です。スポンサー企業の信用力は、そのままREITの信用力。今後、両REITはどうなるのでしょうか?
一部で、異常とも思われるレベルにまでREITの利回りが高まっています。もはや「利回りって高いほうがうれしいよね」というレベルを超え、「ちょっと高すぎるんじゃないの?」と首を傾げるくらいの域。時にコンサルタント、時に宅建業者として、投資用不動産を数多く目にしている私ですが、実物不動産投資においてさえ、30%を超す物件なんて、なかなか市場に出回るものではありません。
不動産市場の低迷で、REITはグッとお買い得になりました。しかし、利回りがいいだけで買いにいくのはNG。二極化が進んでいる事実を見逃してはなりません。要因のひとつはスポンサー企業。こんなところに注目してみるもの一つの方法です。
久谷 真理子
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会CFP®認定者、住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引主任者)
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